みんなでモルック楽しんで
 「モルック」というスポーツは、知名度も低く、その特徴も知られておらず、モルックを体験した人は皆無と言っていいほどす。そこで、モルックを多くの方々に知っていただくために、このホームページを開設し、屋内でも屋外でも楽しめる自作用具などの紹介をします。
(自作モルックなどのお問い合わせは、こちらのE-mail molkky@kitakami.sakuraweb.com まで)  
1.ルールの解説 ルール解説のデータ(pdf)は、こちら から!
Word(2003)データは、
こちら から!
 モルックのルールや用具、モルックの投げ方などを記載したマニュアルです。
  ダウンロードするデータ(pdf・word)の用紙はA5サイズです。
A4用紙1枚に2ページを印刷して袋とじをすると、A5版の小冊子ができ,
A4用紙1枚に4ページを印刷して袋とじをすると、A6サイズのポケット版のミニ冊子ができる。
  ルール解説の内容を修正して利用したい場合は、Word(2003)データをダウンロードして利用する。
 
2.モルック・スキットル(普及型)
手作り用具の製作(pdf)は、こちら から!
スキットルの切断図形データ(pdf)は、こちら から!
番号シールのデータ(pdf)は、
こちら から!
モルックをより多くの方に楽しんでもらうために、モルックとスキットル、簡易型モルッカーリを木製の丸太杭を使用して低価格で自作できる用具ですが、正規品と同じように屋外で使用する用具です。
 
クリックで拡大画像
直径60mmの丸太杭(ひび割れの少ないもの選ぶ)を切って、長さ250mmの棒8本を作る。
8本の中から同程度の質感のある棒を2本選んで、長さ225mmに切って2本のモルックを作る。
残りの6本の丸太の中央部を、ひび割れの部分がスキットルの側面になるように45度に切って、高さ15cm程の12本のスキットルを作る。
切ったモルック用2本とスキットル用の12本の表面と角をヤスリで研磨する。
斜めの切り口の部分に、耐水性フイルムに番号シール(こちらのスキットル用大)を印刷し貼る。
(木製の丸太杭を使用して油性ペンで番号を書き込めば、1,000円程で作ることができる。)
モルック用のひび割れの角は、その部分をコーキングかカッター等で処理をすることをお勧め。
完成したモルックの直径は、規定値より1mmほど太くなって約60mmとなる。
 (直径59mmの丸棒は一般的に市販されておりません。)
コンクリートなどの平らな床面でスキットルが倒れると、遠くまで転がってゲームの楽しさが半減します。モルックとスキットルの背面を3mmほど削って「かまぼこ」状にすると改善することができる。
用具を自作ができないときは、「手作り用具の製作」の説明書をこちら(pdf)から印刷して、購入材料を有料で切ってくれるホームセンターで直径6cmの丸太杭を購入し、同店に印刷した説明書を提示して用具(モルック、スキットル、モルッカーリ)の製作を依頼する。但し、購入後に切り口の角をヤスリで研磨するかカッターなどで削り、またスキットルの番号は番号シールを貼るか、油性ペンで番号を書き込む。費用は材料費に千円ほどを加えることで作ることができる。
3.モルック・スキットル
           (屋内・屋外兼用型)
『いつでも・どこでも モルック』(屋内・屋外兼用型) 
の販売は,こちらから!
番号シールのデータ(pdf)は、こちら から!
 正規品でアスファルト舗装などで使用するとモルック、スキットルが傷み、木製の床では床を傷め、また倒れたスキットルが遠くまで転がります。これは屋外でも屋内でも使用できる用具です。
 

クリックで拡大画像
木製の直径40mmの丸棒を切って、モルック2本用に長さ210mmの棒を2本とスキットル12本用に長さ250mmの棒を6本準備する。
棒の外周に巻くクッション材の長さ6山(約135mm)の、幅225mmを2枚と幅250mmを6枚に、モルックの両端に使用する厚さ5mmの衝撃吸収低反発クッション材で一辺が22mmの六角形を4枚とクッション材と木とを接着する強力接着剤(多用途タイプ)を準備する。
丸棒に接着剤でクッションを巻き、モルックの両端にも六角形のクッションを接着し固定する。
接着剤が乾燥してた後、巻きつけたクッション材の合わせ目の部分に再度接着剤を厚めに塗る。
塗った接着剤が乾燥してから、スキットルの中央部を45度に切って、12本のスキットルを作る。
斜めの切り口の部分に、耐水性フイルムに番号シール(こちらのスキットル用小)を印刷し貼る。
 モルック・スキットルに使用したクッション材は、安心クッションの波型と衝撃吸収低反発クッション(カーボーイ製)を使用して製作しており、波型はモルックとスキットルの外周に、平型はモルックの両端に使用しています。
 波型には画像の6色があり、モルックとスキットルを別色にすることで、得点の確認に迷うことが無くなります。
平坦なクッション材をスキットルに使用すると、平坦な床面では、スキットルが遠くまで転がり材料には不向きです。
イエロー ブルー グリーン グレー ブラウン ベージュ
完成したモルックの直径は、規定値より5mmほど太くなって約60mmとなります。
4.モルック・スキットル
              (幼児用)

イラストシールのデータ(pdf)は、こちら から!
幼児用得点記録ボードの様式(pdf)、
こちら から!
 幼児でもゲームを楽しめるように、十二支のイラストが描かれたスキットルです。
 
クリックで拡大画像

番号シールを除いて、屋内・屋外兼用型、普及型と同じ方法でモルックとスキットルを作る。
作ったスキットルの番号シールを貼る箇所に、幼児用のイラストシールを印刷し貼る。
得点の集計は、幼児用得点記録ボードを印刷して使用する。
また、倒したスキットルを得点記録表のイラストの箇所に幼児が直接マークすることもできる。
 (印刷した得点記録表をラミネートして、ホワイトボードのように使用する方法もる。)
 幼児用のルールの解説は、こちらの でご覧下さい
5.モルッカーリ
 モルックを投げる位置を示す用具で、材料費を抑えるため正規品より少し小さめの用具です。また、モルックを作るように簡単に作れる簡易型モルッカーリも紹介します。
  クリックで拡大画像
簡易型モルッカーリ
クリックで拡大画像

長さ910、幅38mm、厚さ19mmの角材1本と幅32mmの蝶番3個(2組)を準備する。
長さ910mmの角材を4等分の長さに切って、4本の角材にする。
切った4本の角材の表面と角をヤスリで研磨する。
4本の角材の切口に3個の蝶番を角材が折りたためるように取付けて、角材を開いたときに
’の字(左の画像をクリック)になるように作る。
完成したモルッカーリの長さと幅は、市販品より少し短くなる。
 (蝶番に付属の木ネジは短いため、長めの木ネジ(2.7*16)を使用しました。)
簡易型モルッカーリは、普及型のモルックを作った余り材料で、普及型のスキットルと同じように長さ150mmに切った棒1本から、高さ10cmのモルッカーリ2個を作り、
L形図形のシールを貼り、ゲームではモルックを投げる位置の左右に作った簡易型モルッカーリを50cmほど離して使用する。
6.配置シート 番号シールのデータ(pdf)は、こちら から!
配置シールのデータ(pdf)は、
こちら から!
 スキットルの並べ方とスキットルの置く場所を示すための配置シートです。
 
クリックで拡大画像

配置シールを貼るクッションフロアーなどのシート(300*300mm)を準備する。
耐水性フイルムにA4版の配置シール(こちらの配置シート用)を印刷する。
切抜いた番号シールを配置シートに貼るか、印刷した配置シールを配置シートに貼る。
 (配置シールを普通紙に印刷した場合は、一旦ラミネートしたものを両面テープで貼る)
番号シールまたは配置シールを貼った配置シートの周囲を適正サイズに切る。
    
7.得点集計表 得点集計表の様式(pdf)は、こちら から!
ホワイトボード用の様式(pdf)は、こちら から!
チーム編成・得点集計表の様式(pdf)は、こちら から!
 ゲームの経過を記録する「モルック得点集計表」です。
得点集計表のデータは、ダウンロードして、そのデータ(A4サイズ)を印刷する。
また、ホワイトボード用のデータは、そのデータ(A4サイズ)を印刷して、それをラミネートして使用する。
チーム編成・得点集計表のデータは、印刷して編成チームのメンバーとゲーム毎の合計得点、順位を記入する。
得点集計表の活用方法
 チーム内のプレー順の誤りを防ぐため、集計表の色・人数欄に人数を記入して、プレー順の先頭の方の欄の””に"✔"を、また記録員のプレー位置の””に"○"印を事前に記入する。
 必要により氏名・愛称欄に氏名を記入して、チーム名に加えてそのチームのプレー順に氏名・愛称を呼称する。
高齢者などでのプレーの際に、プレー順を誤らないように、チーム毎に色別のリストバンドなどを配布して、色・人数欄にその色を記入して、プレーヤーを呼ぶときにチーム名に加えてその色を呼称する。
ゲーム毎に子どもや高齢者にアドバンテージを与える場合は、ゲームを開始する前に該当プレーヤーに+(プラス)点を与えるか、他のプレーヤーに-(マイナス)点を与えて、得点表の上段[1]に記入してからゲームを開始する。
 ※ 日本モルック協会で紹介している「モルック得点表」の記入例と様式(pdf)は、こちらから!

上の画像にカーソルを移動すると記入例が、またクリックすると活用例が表示されます。.
8.得点表示(記録)ボード 得点記録ボードの様式(pdf)は、こちら から!
幼児用得点記録ボードの様式(pdf)はこちら から!
 4チームの得点などをゲーム感覚で磁石をマーカーとして使用して集計するホワイトボードタイプで、他に得点経過を控えるために記入する「モルック得点記入控え」の様式があります。
得点表示ボードまたは得点記録ボードにするA4またはA3、A2サイズ程度のホワイトボードを準備する。
データをダウンロードして、作成しようとする得点表示ボードまたは得点記録ボードを決める。
作成する得点表示ボードまたは得点記録ボードの大きさ(A4かA3、A4サイズ)に合せて印刷する。
印刷した用紙を透明フイルムでラミネートして、磁石又は両面テープでホワイトボードに貼る。
合計得点等の表示用に1チーム4個の磁石[](内2個は同色)を4組と共用の磁石[]1個を準備する。
または、各チーム毎の4個の磁石を同色とし、チーム別に色を変えることでチームの識別がしやすくなる。

画像にカーソルの移動で記録ボードが表示  クリックで表示ボードの拡大画像
得点表示ボードの各欄等の説明
右画像のように各欄に磁石を配置して、ゲーム情況に合わせて磁石を移動する。
プレーチーム プレーするチーム名に順次移動
合計得点 十位と一位の欄で合計得点を表示
連続無得点 チーム得点”0”の連続回数を表示
競技者 チーム内のプレーヤー順を表示
  このボードは、大会などで厳格な勝敗を決めるゲームには不向きで、その場合は得点集計表を使用ことを勧めます。